株式会社バリュー・エージェント代表のブログです。

筋肉質の会社


ツアー最初にフィラデルフィアにある保険会社を訪問しました。
ここは東京海上グループが6年前にM&Aした会社です。
その名も 「フィラデルフィア保険会社(略称PHLY)」
もともとのツアー行程には無かったのですが、個人的にどうしても訪問したくて
予定を一日追加し、個別に訪問することにしたのです。

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以前より体育会の会社であるとは聞いていましたが、
体育会なんてもんじゃない。想像をはるかに超えた超体育会な会社でびっくりしました。

まず、会社で推奨しているスポーツはトライアスロンというから気合が入ってます。
そのために本社には、本格的なジムが(それも相当にでかい!)があり、
スポーツインストラクターまで常駐。
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当然、シャワールームもロッカーも完備で、その規模は
ちょっとしたスポーツクラブ並みかもしくはそれい以上かも知れません。

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今年80歳になる創業者も、仕事はすでにリタイアしているそうですが、
トライアスロンは未だに現役で、毎日ジムに「出勤」しているそうな・・。

更に、役員を務める2人の息子も両方ともトライアスリートだし、
娘も、その娘のお婿さんもトライアスリート。
78歳になるという奥さんも、少し前までトライアスリートだったらしい。

こんな環境なので、1500人の社員のうち、
100人以上がトライアスリート。
トライアスロンをやらなくても、フルマラソンに出たり、
何かしら運動を続けている人が半数以上だとか。。

昼休みや業務終了後はみんなここで汗を流し、
せっせと運動に励んでいるのです。素晴らしいですね。

ただし、ここまでに運動を推奨するのは、
経営者の趣味とばかりは言い切れません。

アメリカでは健保や労災保険は、国としての制度が無いために
民間の医療保険を企業負担で用意するのが一般的です。
掛け金は当然に損害率に応じて決まりますので、
健康な社員が多いほど企業の保険料コストは下がるのです。

加えて言えば、運動をする事で気持ちもリフレッシュするでしょうし、
仕事にもメリハリがつく。

またトレーニングジムは一種の社交の場も兼ねていて、
役員も従業員も関係なくトレーニングしながらコミュニケーションを図っているようです。
日本からの駐在で行く人も、まずジムで社員と仲良くなると言っていました。

また、皆が運動するからスポーツへの理解が深まり、
レースに出る人を応援しようという空気が生まれる。
タイムはよくなくても、レースにチャレンジする者を褒め、
リスペクトする文化が生まれる。
「TEAM PHLY」というステッカーが社内の至るところに
貼ってありましたが、自然とチームワークも良くなるようです。

業績が好調なのもうなずけます。
日本では、直接売上に直結しない資産や間接部門を排除し、
営業効率だけを追求した会社を「筋肉質の会社」と読んだりしますが、
社員を本当に「筋肉質」にしてしまう会社というのもあってもいいかもしれません。

スポーツを基軸にした会社作り。。。取り組んでみたいですね。

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