「3.11」
色々な人の人生を変え、意識を変えたあの震災から1年が経ちました。
多くの人が「あれから1年」という言葉を使い、Facebookでもtwitter、あるいはブログで
色々な思いを書き連ねています。
私にとってのこの1年は、これまで身近に感じなかった大災害の恐ろしさ、
会社経営上のリスクを改めて感じるとともに、
売上の増大、規模の拡大一辺倒だったこれまでの営業方針を
根本から問い直す契機となりました。
いざというときにきちんとお客様のお役に立てるか。
お役に立てる範囲のお客様だけに営業をしているのか。
引き受けた以上、その契約のアフターフォローにきちんと責任を持てるのか。
ネットでの集客、電話や郵送書面による非対面募集。
もちろん効率化に向けた努力は必要で、その為に業務の割り切りも必要ではありますが、
我々は、お客様の安心と快適の為に仕事をしており、
契約を頂くということは、当社で加入したお客様に、
「お客様に安心で快適な日々を送って頂く為に我々がアフターフォローしますよ」
と約束する事です。
そう思うと、果たして何かあった時に我々が駆けつけることができず、
直にアドバイスをする事ができない遠隔地のお客様から契約を頂くのは適当ではありません。
いたずらにエリアを拡大すべきではないと思うようになりました。
近い将来、高い確率で首都圏に直下型の大地震が来ると言われております。
まずは足下を固め、我々のお客様をお守りする事。
更に我々に何かあった時に、バックアップしてくれる信頼できる代理店の仲間とリレーションを築いていく。
いまはこれが重要な事だと思って取り組んでおります。
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