今日は昼前から天気が良くなり、うららかな小春日和となりました。
春ももうすぐそこまで来ているようです。
朝から住宅ローンの営業担当者とともに横浜市内の住宅展示場に営業に行きましたが、
どのモデルハウスも家族連れが多数来店し、にぎわいを見せていました。
モデルハウスの玄関に、ご夫婦の靴と並んでそのお子様らしい小さな子供の靴が置いてあり、
とても微笑ましい光景があちこちで見られました。
住宅ローンをおすすめする立場としては、一件でも多く「夢のマイホーム」を手に入れ、
幸せになられるご家庭が増えてほしいものです。
ところで、家は買った方と、一生賃貸物件を借り住んだ方とどちらがお得でしょう?
セミナーなどでこんな質問をすると、以前は「借りた方が得」に手を上げる人も多かったですが、
最近は「買った方が得」と答える人の方が圧倒的に多いようですね。
物件価格が下がっている事、税金面で優遇されている事、低金利・・・など、
購入しやすい条件が揃っているためであると思います。
自分が住宅ローンの仕事をしているから言う訳ではありませんが、
家は間違いなく買った方がお得です。
それよりもむしろ、将来に向けて良い家を早めに手に入れておかなければならない。
それは、平均寿命がどんどん伸びているからです。
世界有数の富裕層と言われる日本人の60歳以上の世帯ですが、
その資産の内訳をしらべたところ、6割が不動産、2割が現預金、
残り2割が保険や有価証券であるそうです。
金融資産は4割以下しか無いということです。
年金不安が叫ばれているなか、自助努力で老後の生活費を蓄えることが重要と
言われていますが、土地が狭く都市部に人口が集中がちな日本はもともと住居費が高く、
金融資産の形成にお金を回す余地があまりありません。
その状況で、今後の長生きリスクに対応する上では、残り6割の不動産が運用できれば、
将来の生活コストの捻出に大きく役立ちます。
首都圏の話で言えば、都心から1時間以内の場所に適度な広さの戸建て住宅を持っていれば、
将来子供達が独立して夫婦だけになった時、それを賃貸で貸し、自分達はもっと利便性が高い一方で、
小ぶりでかつ、家賃の安い住宅に引っ越す事によって、賃貸で得られる収入と新たな住宅の家賃との
差額を定期収入として得る事が出来ます。マイホームはやがて年金に変わるということです。
実際、東南アジアでロングステイを楽しむ高齢者の大半は、
ビジネスで一山当てたという様な大金持ちの人よりも、賃貸物件をいくつか持ち、
それほど多くはないが、定期かつ永続的に収入が入ってくるような人が多いという話も聞きます。
家を持っているかいないかで将来安泰に暮らせるか否かが変わりそうです。
ただし、買うなら丈夫な家。耐久性の低い家では修理代が高く付きます。
今日展示場でお会いした方々。どうせなら良い家を買いましょうね。
そうそう。私もいい加減にマイホームが欲しいなあ。。
でも、まだまだ先のお話のようです。
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