ソチオリンピックも終わり、
徐々に春の気配が漂い始めています。
日が長くなり、景色も明るさを増すにつれ、
気持ちも明るくなりますね。
そんな時期なので、
なるべく後ろ向きな業務に時間は割かれたくないのですが、
意に反して、面倒なことがよく起きます。
人を使い、人を相手にする商売である以上、
何かやろうとすれば、そこに利害が絡むのは仕方がないことで、
そのために相手をよく吟味し、必要に応じ契約書も交わしてはいるのですが、
そんなの知るかとばかりに理不尽な主張をされることがあります。
一番困るのは、その対応に時間を取られてしまうこと。
価値を生まない事に貴重な時間資産を費やすのは本当に馬鹿らしい。。
そう思って今般大手法律事務所の弁護士先生に法律顧問になっていただきました。
考えてみれば、世の中は契約社会です。
お客様との保険契約や住宅ローンの金消契約は勿論、
従業員との間に結ぶ雇用契約、委託先との業務委託契約、
代理店委託契約書やFC契約書、
事務所の賃貸契約書や、金銭消費契約書。。。
事業活動を行おうとすれば、一体何人・何社と契約書を交わすことになるやら。。
その無数に張り巡らされた契約の網の目の中にいるわけですから、
本来無防備で良いはずがありません。
リスクに備える方法としては、「予防」と「(事後)対策」がありますが、
保険の営業現場でも近年は「予防策」がとても重視される傾向にあります。
海外では「予防コンサルティング」がメニューとして販売され、
保険カバーと同じくらい重要視されていますが、法務の世界でも同じようで、
欧米では「予防法務」という考えが普及していて、
小さな会社であっても法律顧問の重要性はとても認識されているようです。
海外経験も長い先生の話はとても説得力がありました。
今後は法のバリアーで守ってもらいつつ、
私自身は価値を生む仕事に専念したいと思います。
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