上海

ゴールデンウィークを利用して上海へ行ってきました。
渡航の目的は、観光半分、ビジネス半分といったところでしょうか。
ビジネスとしては、各種商業施設の見学と、現地でビジネス展開している日系中小企業のオーナー等に合って色々話を伺うのが目的でした。
残念ながら後者については、ＧＷ中に日本に帰国している人が多く、期待していた全ての人との面談は叶わなかったものの、それでも、現地での知人と会って直近の上海情勢が聞けたり、実際に街を歩き、人や空気に触れて、売られている商材を見たり、サービスを受けたりする事で今後に向けた良いヒントが得られたと思っています。貴重な体験でした。

それにしても上海の駅等のスケールの大きさと凄い人の数にはびっくりしました。（それと空気の汚さも・・・）
上海市の人口は、確か万博直前には２０百万人を超えたと聞いていましたが、私の滞在中に２３百万人を越えたというニュースが流れていました。凄い増加率です。
東京都の人口は１３百万人ですから、もう倍近い規模です。それに合わせてターミナル駅も作られているようで、新幹線に乗るために降りた上海虹橋駅の待合ターミナルは成田空港の出発ロビーの１．５倍はあると思います。予め器をでかく作っておくということでしょうか。
インフラも整備され、地下鉄などはむしろ日本より進んでいるといった印象を受けます。しかし、人心はまだまだ、発展途上というところでしょうか。ラッシュアワーの電車の中できゅうりをかじっている人がいたり、町のいたるところでつばをぺっぺと吐いていたり・・・。大抵が地方都市からやってきた人々だからでしょう。街はどんどん近代化しているものの、そこにいる人たちはまだまだ垢抜けない人たちといった感じです。
ただし、これらの方々があと数年たち、都会人として洗練されていったらどうなるか。。恐ろしくもあり、魅力的でもあります。上海で何かやりたい。その気持ちを非常に強くした旅でした。