代理店経営①

先週末、昨日と、前職時代の同期２名と別々に会う機会があり、保険代理店の経営論について

色々と意見交換しました。２名とも現在は保険会社が出資する「ファミリー代理店」の店主を努めています。

出向社員という位置づけではあるものの、２名ともすっかり中小企業の社長の顔になっていて、

熱く経営論を語る姿にとても刺激を受けました。

２名が共通して話しているのは、「保険代理店事業にも、ビジネスチャンスは豊富に残されており、

やりようで、いくらでも収益を伸ばせる余地がある。」ということ、更に、「（保険会社社員より）仕事自体が楽しい。」と言うこと。

勿論私も同感であり、損保会社社員時代は、「保険業界もある程度成熟してしまっており、

特に国内市場はもうこれ以上の成長は臨めず、代理店の経営は大変だろう。」と思っていました。

しかし、いざ代理店に身を移してみると、保険業界は、他のサービス業と比べて参入障壁が比較的

高いために意外と競合が少なく、ニッチな部分では、まだまだ未開拓なマーケットが残されている事に加え、

収益性も安定しており、経営次第で高い利益率を確保する事も充分に可能で、ビジネスとして充分に

面白いという事に気付きました。今では、「もっと早く今の道に進んでおけば良かったな」と思うくらいです。

他の保険会社の社員の人たちも、出来ることなら「自ら手を挙げて」代理店へ行ってみては

どうかと思います。実際に経営を体験してみることで、その後代理店指導担当に復帰した後も

役に立つことは間違いありません。因みに、当社でも保険会社社員の受け入れ出向は大歓迎です。

もし、どこかの保険会社の人事担当者の方が本ブログをご覧頂いていたら、是非検討して頂きたいですね。