株式会社バリュー・エージェント代表のブログです。

健康経営優良法人

保険や住宅ローンなどの金融のビジネスと「健康」というテーマは
切っても切れない関係にあります。

健康でなければコストパフォーマンスが良い生命保険には入れませんし、
同様に健康でなければ住宅ローンを組むことだって難しくなります。
そもそも健康でなければ、日々の生活にも不安を抱え、快適な人生は送れないでしょう。

当社は企業理念に「お客様の『安心』で『快適』な暮らしをご支援する」という
ミッションを掲げておりますが、そのミッションを果たす上では、
我々自身がまず健康で、お客様の求めるものを常に先回りして提供できるよう
気力・体力ともに充実していなければならず、
そして自ら率先して健康に対する意識を高め、お客様に健康について
アドバイスできるくらいの存在にならなければなりません。

もともと当社では運動好きな社員が増えてきたこともあって
昨年から皆でランニングをしたり、社内に運動部を作ったりして、
運動を推奨してきておりましたが、
より健康志向を高め、お客様への啓蒙活動を行ったり、
更にビジネス上でも企業としてのブランディングや
健康をキーワードとしたマーケティング活動をも行って行くのに
役立てるため、「健康経営優良法人」の認定を受けることにしました。

「健康経営優良法人認定制度とは、
地域の健康課題に即した取組や日本健康会議が進める健康増進の取組をもとに、
特に優良な健康経営を実践している大企業や中小企業等の法人を顕彰する制度」です。
(「経済産業省ホームページ」より引用)

すでに、今年4月には「健康企業宣言」もしており、
11月中の申請を目指し現在準備中です。

ところで、上記認定の申請と並行して、
ある「非常に強力な抵抗勢力」と戦う決意をしました。
それは・・・「社内の喫煙習慣」。

認定基準の中に「受動喫煙対策に関する取り組み」という項目がありますが、
それよりも何よりも、健康経営を実践し、更にお客様の健康にも
関わっていこうとする立場の者が、健康に害があるとわかっていて
あえて喫煙をつづけていることが矛盾していると思うのです。
「どこかのタイミングで・・・」とは思っていたのですが、
この申請が良い機会と思い、いよいよ禁煙運動に取り組むことにしたのです。

手始めに、東京・神田の本社オフィスでは、
今月から、喫煙者用に非常階段に設置していた灰皿を撤去しました。
オフィス外で吸っていても窓を開ければタバコの匂いが入ってきてしまうからです。
同時に、懇親会時の喫煙は禁煙の店にしか行かないというルールも決めました。
「禁煙じゃないなら懇親会には参加したくない」という社員が出てきたためです。
本社での喫煙率は1割程度。9割の社員が快適であるために、1割の社員には我慢して
もらうことにしました。

一方、地方のオフィスに行くと途端に喫煙率が高くなりますので、
そう簡単ではありません。
さすがにオフィス内はもともと禁煙ですが、
懇親会時はもうお構いなし。一応、吸わない私に気を遣って
喫煙者は皆離れた席に座っていますが、それでも狭い居酒屋内では
もうもうとした煙に何時間も燻され続けながらたずっと飲み続けなければ
なりません。
お客様と一緒の時は仕方ないとしても、
せめて社内での飲み会時には煙は勘弁してもらいたいものです。
東京と違って、喫煙派が主流を占めていますので、
簡単ではありませんが、徐々に根気よく、啓蒙活動をしていこうと思います。

まずは来年中に神田本社にて喫煙者を撲滅することを目標とし、
その上で、できれば2020年くらいまでに全社喫煙者ゼロを達成。
私個人のミッションとして取り組みたいと思っております。

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