VALUEMAN'S Blog先週土曜日のやりとりです。
神田のオフィスで一人で仕事をしていたら、
住宅ローン部門の若い営業社員が電話してきて、
「社長、ランチェスター戦略の本あったら貸してくれませんか？」というので、
「単に勉強したいだけか、あるいは営業面で何か悩んでいるのかどっちなの？」と聞いてみたところ、
「悩んでます。このままじゃダメだと思うんです。」という返事。
「何が問題なの？」
「実は・・○○××で、・・・」
「わかった。本は貸すけど、たぶん一人じゃ解決するのは難しいだろうから、
月曜の夕方話をしよう。」
ところで、「他の営業の連中とは話はしている？」
「いえ、私が勝手に焦っているだけなので、まだ誰にも・・。」
「オーケー。じゃ他の営業のメンバーにも声かけておいて。
どうせならビールとつまみを買い込んで肩の力抜いてみんなで話をしようか。」
何か分からない事があったときに、その回答を本に求めるのは、
とても良い傾向と思います。全くどうしてよいか分からなければストレートに聞いてくるのでしょうが、
恐らく自分なりに仮説は立てたが、正しいか分からないから確認したいという気持ちなのでしょう。
自分で考えて答えを出そうとしている者に対しては、何とかアシストしてやりたいものです。
そうした姿を見て他の社員の気づきにもなれば一石二鳥。
いい研修になりそうです。
月曜日が楽しみ。
コメントを残す