VALUEMAN'S Blog組織というのは面白いもので、
当社のような小所帯の会社でも、現場担当者の意向を尊重して
あまり業務に口出ししないでいると、本来の目的、ゴールが何だったかを忘れて、
勝手にローカルルールを作り出すようになります。
特に、特定専門領域を担う担当部署におこりがち。。
ルールに縛られているのは、ある意味気持ちが良い状態なのでしょう。
それだけやっていれば咎められる事がありませんので。
でも、誰も求めていない業務を勝手に生み出して、自ら多忙な状況に追い込んでいたりするのは
勘弁して欲しいですね。
更には、もっと度が過ぎると、自分で作り出したルールブックを盾に、
あれは出来ない、これはやるべきじゃないなどと、
言い出して、新しいチャレンジの一切を拒む事があります。
そんな状況を見ると、仕事は人が作るものだなとつくづく感じさせられます。
また、トップがビジョンを語り、コミュニケーションを取る努力を怠ると、
こんな感じで視野狭窄に陥った社員を生んでしまうのだなと悟ります。
そんなときには
「誰が決めたの？」「何を根拠にそんな事を言っている？」
「そもそも我々は何をめざしているんだっけ？」と質問しながら、
全てをリセットしてやる必要があります。
ビジョンを示す。現実を直視させる。ビジョンとのギャップをロジカルに説明する。
ゼロベースで何が最優先か気づかせる。こういう作業が必要になります。
それで治らなければ、人の入れ替えしかありません。
金融機関に転勤が多いのもうなずける話です。
まあ、当社もすこしずつ人を動かしていかないとダメかなと思います。
新陳代謝を少しずつ行わないといけないようです。
でも、その前に社員ひとりひとりに視野を拡げさせる工夫をしなければなりませんが。。
コメントを残す