株式会社バリュー・エージェント代表のブログです。

本当の安心

2年前に東海日動のラジオCMに出演したことがありますが、また近々J-WAVEでの同社CMに当店も出させてもらうことになりました。 その原稿を作るにあたって、何が我々のような保険代理店と付き合うメリットなのだろうかと考えていたとき、ふと、事故で両親を同時に亡くしてしまった、孤児の事が頭をよぎりました。

今年3月の東日本大震災では、震災により両親を亡くした、つまり震災孤児と
なってしまった子供たちが200人以上いたそうです。
 
当然家も流されてしまったでしょうし、
大切に補完していた保険証券もきっとどこかへ行ってしまったと思います。
 
その様な世帯がたくさんあったわけですが、どうやって保険金請求したのでしょうか。
万一に備えて親が十分な生命保険に加入していたとしても、
その存在を遺族が知らされていなかったら、保険金請求はできないと思うのですが。。。
 
話は変わりますが、最近インターネットでの取引を専門に行う保険会社がシェアを伸ばしています。
これらの保険会社では、ネット上で手続きが完結し、保険料の支払いもカードで
済みますのでとても手軽です。
しかし、手軽であるが故に、手続きされる方の中には、誰にも相談せず、
お一人で全てを決めて、あちこちのダイレクト系保険会社の保険に色々加入する事で
十分な補償が買えたと思って安心している人も多いのではないかと思います。
しかし、それで本人に万が一のことがあったら、誰がその後の手続きをするのでしょう?
親戚中に「私は、こことあそこと、そこで、こういった保険に入りましたよ」と伝えてあれば
良いですが、そうでなければ誰もその人がどんな保険に入っているかなど知りません。
保険会社が気を利かして、その日に誰が無くなったかチェックして、
死亡記事の中から自社の契約者を見つけ、さらにその遺族を探し出して
保険金支払い手続きをしてくれれば良いですが、そんな親切な保険会社はありません。
やっぱりそこまで考えると、代理店を通して保険に入っておくのが懸命じゃないかと思います。
どんな保険に入ってしまったか忘れてしまったとしても、
せめて我々が担当しているという事だけでも誰かに伝えておいてもらえれば、
その後の事は何とかしてあげられると思うからです。
保険に入っている事自体を忘れていられる。それが我々が提供できる安心です。
 
ところで、今回のCMには私ではなく、岸が出ます。
私よりは滑舌(カツゼツ)よく喋ってくれることでしょう。
  • Delicious
  • Facebook
  • Reddit
  • StumbleUpon
  • Twitter
  • RSS Feed

コメントを残す

This blog is kept spam free by WP-SpamFree.