待機赤ちゃんゼロ！

昔からお付き合いのある社労士の先生に久々にお会いして仕事の打ち合わせをしました。
長期休暇中とだけ聞いていたのですが、お聞きしたところ昨年末にお子さんを出産したとの事でした。
「随分早い職場復帰ですねー。お子さんまだ赤ちゃんですよね。大丈夫ですか？」との問いに対し、
「４月から保育園に入れる事になったので、ちょっと早いけど預けちゃいました。」
と明るくお話しされていました。

横浜市で待機児童がゼロになったとニュースで流れておりましたが、
そういえばこの先生も横浜市に在住です。
本当に「待機児童」どころか「待機赤ちゃん」もいないのですね。
横浜市ってスバラシイ！
お陰で信頼できる先生にまた色々と相談できます。

林文子横浜市長といえば、フォルクスワーゲンやＢＭＷの日本法人社長や
日産自動車の執行役員、ダイエーの会長などを歴任されたカリスマ経営者。
１年ほど前、診断協会主催の勉強会で林文子横浜市長の講演を聞く機会があり、
すっかり魅了されてそれ以来ファンになりました。

女性でありながら自動車ディーラーという男性社会にトップとして赴任された時の苦労話や
「共感力ゼロ」の役所の風土をどう改革してきたかといった、
組織運営の上で大変勉強になるお話を多数お聞きしましたが、
行政においても経営においても、「おもてなしの心」を持つことが必要だと再三言われて
いたのは心に残りました。

最後に、「地域の行政の長の活動は見えづらく、住民から評価されにくいので、
タレントなど有名な人が立候補すると通りやすい。
その結果、組織の中で苦労した人経験がある人がほとんどいない。」
「地域の首長を国政進出へのステップとしか見ておらず、
言動の全てがパフォーマンスにしか見えない首長もいる。」とチクリ。

おっしゃる通りです。地域住民が安心・快適に暮らせるよう
しっかりと行政を運営してくれる首長さんが更に増えてほしいものです。