株式会社バリュー・エージェント代表のブログです。

預かる責任

最近若手社員が増えて来て、結婚披露宴に招かれる様になりました。
先週土曜日は当社保険メンバーのO君の結婚式がとり行われました。
会社ではやや気難しい顔をしている印象があるO君、
この日は終始満面の笑顔で普段とは別人のよう。
とても幸せそうでした。

写真 2-2

(保険のメンバーと。ちょっとピンぼけ気味)
ところで最近、弊社では、保険契約を獲得する際、
「契約してもらう」「契約を獲得する」という言い方を改め、
「ご契約をお預かりする」という言葉を使うようにしています。

保険、とりわけ生命保険というのは、自分に万一の事があったときに、
大切な家族を守る為に入るものであり、
我々保険のセールスパーソンの役割というのは、
万一、お客様にそのような事があった場合に、
お客様の想いとともに、きちんと保険金をお届けするのが義務だと思っているからです。
なので、いつかお金を誰かにお届けする日まで「お預かり」するのです。

生命保険だけではなくて損害保険も同じ。
”掛け捨て”の補償の場合は、保険金をお届けする機会が100%ある訳ではありませんが、
それでも、万一の事があった場合は、いち早くお届けするお手伝いをしなければなりません。

最近は保険商品も特約がたくさんできて、保険会社の社員でもよく理解できておらず、
結果「保険金不払い」事件となるケースがあります。
そうした事にならないように、日頃からご契約者さまとコミュニケーションをとり、
お客様の事を知る努力をして、万一の事があった場合は、
我々代理店がきちんと目を光らせて、
ミス無くモレ無くきちんと支払われるように手続きをしなければならないのです。

さて、幸せ一杯のO君、
奥様のご両親に結婚のご挨拶をした際に、
「お嬢さんをお預かりします」と言ったかどうかはわかりませんが、
結婚もまた、これから共に長い人生を歩む事になるパートナーを預かる事であり、
またその両親はじめ親族との絆も預かる事です。責任重大ですね。
是非幸せなご家庭を築いて頂きたいと思います。

なお、これから始まる二人の苦労を肴に
のんきに美味しいお酒と料理を堪能していた私、
お約束のように両家のご両親が来られては「二人を宜しくお願いします」と
頭を下げられてしまいましたが(一応主賓でしたので・・・)、
ご両親から見れば、会社が社員を預かっていると見えるのでしょう。

一方、私にしてみれば、社員の方々の人数が増え、
責任の重さをひしひしと感じる毎日です。
はやく後継者が現れてくれて、能力が高い方にバトンタッチしたい。。
その日までこの会社を「預かっている」と思う事にしております。

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