セルフィユ軽井沢たまプラーザ店１周年

創作自然瓶詰食品店「セルフィユ軽井沢たまプラーザ店」が開店１周年を迎えました。
月日が経つのは速いものです。東急百貨店のリニューアルに合わせてあわただしく開店の日を迎えたのが昨日の事のようです。

どこの商家の家訓だったか忘れてしまいましたが、「お客様は来て下さらないもの。問屋さんは売って下さらないもの。銀行は貸してくださらないものと思え」という言葉を聞いたことがありました。我々はＦＣビジネスなので、「商品を卸してくれない」という事はなかったですが、それでも、その日の天気次第で変わる来店客数に一喜一憂したり、銀行とも運転資金の調達で何度もやり取りしたり、在庫や販売スタッフのシフトの管理に悩んだり・・・と、保険代理業では味わったことがない苦労を色々として、商売とはこういうことなのかと少し分かった気がします。

当たり前の事ですが、リアル店舗でもネット上でも「置いておけば勝手に売れる」と言うことは無いですね。「売る」という事をしなければいけない。「売る」というのは、お客様の心理や行動パターンを「考えて考えて」欲しいと思わせて、さらに買っていただくように働きかけることです。
そのために、季節を読み、天気を読み、来店されたお客様の表情を読み、目の動きを追いかけて、買っていただいた後の事を想像し、レイアウトを変えて、ＰＯＰを変えて・・・、
と常に頭を回転させながら手を打っていかなければいけない。そうしないと売れない。そういうことが少し分かった気がします。

とにかく分からないことだらけ。本当に毎日手探りの状態でしたし、あっという間の一年間でしたが、それでも徐々にリピーターも増え、何とかやって来れました。当社のお店や商品を気に入ってくださって何度も足を運んでいただいたお客様、ろくに休みも取れず、頑張ってシフトに入ってくれた販売スタッフ、それを裏で支えたシグナスメンバーやＦＣ本部の方々には本当に感謝しています。

今後は、たまプラーザ店の運営に加えて、ネット通販部門も立ち上げましたので、双方で売上が増えるように努力していく予定です。
たまプラーザ駅も、開発中だった駅直結の商業施設工事が全て完了し、見違えるほど素晴らしい街になりました。連日多くのお客様でにぎわっていますし、年末に向けてさらに多くの来客があるものと思います。我々も更に努力して、また来年も「２周年」を迎えられるようにしたいと思います。