この前はまだまだ寒いと書いたばかりでしたが、
今日は朝からよく晴れて暖かかったですね。
そんなポカポカ陽気の中、外資系の家電販売会社へ営業に行きました。
久々にPL保険の説明等行いましたが、やっぱり新規のお客さんを訪問し、
あれこれとお話しするのは楽しいですね。
ところで、経営状態を測る指標には色々ありますが、
我々は生産性を測る物差しとして、「社員1名当たりの売上高」
というものをとても重視しています。
具体的な数字はここでは書きませんが、
当社の場合は3年前をピークにやや下落傾向にあるのをやや気にしています。
新卒採用も含め、若手の採用を進めているので、
営業社員がまだ十分に育っていないと言う事もあるでしょうし、
バックオフィス要員を増やしているという事もあると思います。
ただ、最大の要因は何だろうかと考えてみれば、
それは私かもしれません。
つまり、私自身が営業活動に従事しなくなったこと。
確かに、診断士の資格取得を機に、それまでの自分の担当を
他の募集人に振ってしまった頃と一致します。
マネジメントに専念したと言えば聞こえは良いですが、
所詮、中小企業の社長の仕事なんで9割方雑用みたいなもの。
よく自嘲気味に私の真の肩書は「代表取締役総務人事経理課長」なんて
言ったりしてますが、付加価値を産まない地味な仕事を
やっているのはとっても無駄です。
一般的に、保険代理店がある程度大きくなって、
何人もの募集人を抱えるようになると、
・社内は分業体制にしなければならない
・社長は営業から離れてマネジメントに専念しなければならない
などと保険会社から言われるようになります。
経営スタイルはまちまちなので、
一概には言えませんが、本来一番戦闘能力が高いはずの社長が
慣れない管理業務に忙殺されるようになって、
成長にブレーキがかかってしまっている代理店をよく見かけます。
保険会社としては良かれと思ってアドバイスしているのでしょうが、
実際にはそれが逆効果になることもあるのです。
それだったら、「マネジメントなんて儲からない仕事は誰かに任せて
あなたは保険を売りまくった方がいい」とアドバイスしてあげた方が
結果として生産性が高まるかも知れません。
私の今の課題は、私の業務を分解して、部分的にでも担える人を早く育てること。
そして管理業務を丸投げして、私自身は早く営業マンに戻ること。
いつまでもという事ではありませんが、まだまだしばらくはそうすべきかなと。
自分でもその方が好きという事もありますが。。。
もっともっと外へ出よう!
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