資格を取って死角をなくす

最近、よく雨が降りますね。

昨日は終日雨が降っていましたし、このブログを書いている今もザーザーと降っています。

いよいよ秋雨前線ってやつでしょうか。

朝晩は大分気温が下がってきましたし、徐々に秋めいていくのを感じます。

「勉強の秋だから」という訳ではありませんが、今秋は貸金業取扱主任の資格を取ろうと思って

数日前から勉強を始めました。

住宅ローンビジネスは、銀行業ではなく、貸金業になりますので、貸金業法の制約を受けます。

代理店であっても、貸金業上の営業店舗を出店する場合は、各店舗毎に有資格者を1名以上置かなければなりません。

１店舗に１名以上いればよいので、現状、要件は満たされているのですが、

今後の展開も考えると、有資格者は多い方が良いので、ローン＆保険部門中心に声をかけて何人かで受ける事にしました。

この資格、昔は講習を受ければ誰でも取得できたようなのですが、

数年前に国家資格化され、受験が年１回になるとともに、試験の難易度も少々上がりました。

勿論、診断士の試験程大変ではありませんが、ちゃんと勉強しないと絶対に受かりません。

皆に公言した以上、きちんと合格したいと思います。

それにしても、まだテキストを数ページ開いてみただけですが、貸金業には、法規制を逸脱した場合の

罰則規定が山ほどあり、その大半が刑事罰対象なのにはちょっとびっくりです。

本ビジネスを始めて４年経ちますが、あらためて勉強になる事ばかり。

勿論、店舗にはきちんと管理者もいますし、今まで問題になるような行動も取ってはおりませんが、

無知とは恐ろしい。今からでもきちんと勉強することにして良かったと思います。

ところで、今日受けた保険代理店向けセミナーでは、講師の方が「商品を知らなくても保険は売れる」

「そんなお勉強よりも、コミュニケーションスキルを高める方が大事だよ。」と話しておられました。

「歩く約款と呼ばれるような人で稼いでる人はいない」とも。。

セールスだけ考えたら確かにそうでしょう。でも、世はコンプライアンスの時代ですから、

やっぱりきちんと勉強しておかないと不安です。何かあった時に自分の身を守るのは、

正しい説明と、それを支えるしっかりとした知識しかないと思いますので。