株式会社バリュー・エージェント代表のブログです。

佐渡国際トライアスロン完走!

9月3日(日)に新潟県佐渡市にて開催された、
「佐渡国際トライアスロン大会」に出場してきました。

この大会は、距離が長いAタイプと、その半分くらいの距離のBタイプとがあります。
私が出場したのはAタイプ。
スイム4Km、バイクは島一周の190Km、そして最後のランが42.2Kmと、
アイアンマン(鉄人)レースよりもスイム、バイクの距離は長く、
日本で開催されるトライアスロンでは、最長距離の大会です。

私にとっては初のロングレース。
これまでは、毎年6月に愛知県の常滑市で開催される
「ハーフアイアンマンレース(スイム1.9Km、バイク90Km、ラン21Km)」
が最長でした。
今回の佐渡Aタイプはその倍以上の距離ですから、
完走できるか直前までドキドキ・・・。
で、結果は、、、

13時間00分というキリの良いタイムで、無事完走!!
Aタイプの出場選手958人中221位という、まずまずの成績でした。
何とか14時間を切れたらいいなと思っていたので、もう大満足です。

特に最後のランについては、過去練習も含めて25Km超の距離を走ったことが
無いままのぶっつけ本番状態で、一番の不安材料でした。
しかし、今回はエイドステーション以外では歩くことも無く、
結果サブ4.5を達成でき、大きな自信になりました。

ちなみに、当社の辻君は毎年この大会に出ており、
今年も同じAタイプに出場しましたが、合計タイムは11時間19分で、
総合34位、年代別で3位に入賞という素晴らしい成績でした。
特に最後のランは3時間22分という凄い記録。
ランだけだったら全体の11位です。異次元の世界ですね!

・・以下、レースの振り返りです・・
当日は台風15号の影響で天気がどうなるか心配されましたが、
やや風が強めだったくらいで、佐渡の天候にはほとんど影響はなく、
最高気温も26度と絶好のコンディションでした。

スイムは水がきれいで波は全くなく、非常に泳ぎやすかったです。
ただ、今回はウェーブスタート(いくつかのグループに分け、時間をずらしてスタート)
ではなく、朝6時に一斉スタートなので、
バトル(選手同士がぶつかったり重なったりすること)は凄く、
終始ダンゴ状態の中を泳いでいて、叩かれる、乗られる、
ゴーグル外れるが何度もありました・・。

1時間半かけてようやく4キロ泳ぎきり、
ウェットスーツ脱ぎつつシャワーを浴び、
急いでバイクジャージに着替え、バイクスタート。
序盤は佐渡の美しい海岸線を眺めながらの快適なツーリング。
飛ばしたい気持ちを抑え、心拍数が上がりすぎない様意識しながら
マイペースを心がけて淡々とペダルを踏み続けました。
さすがに後半は同じ景色に飽きて気持ちがダレてきたのと、
アップダウンの多いコースに徐々に足も消耗し、
さらに首やお尻、腰なども痛くなって、最後はスピードが伸びず、
想定よりは遅くなってしまいましたが、
それでも7時間を切るタイムでフィニッシュ。

いよいよ最後のラン。片道10Kmの往復コースを2周回です。
トランジションでストレッチをしっかりし、痛み止のロキソニンを飲み、
・絶対に飛ばさない
・エイドステーション以外では歩かない
・疲れてもフォームを意識し、同じリズム・ペースで足を出し続ける
の3つを心に誓ってスタートしました。

長く苦しいランでしたが、沿道の方々の応援に勇気づけられ、
また、時折すれ違う仲間と声をかけ互いに励ましあって
豊かな田園地帯の中淡々と足を進め、最後まで踏ん張れました。

歓声の中、ゴール前の花道を皆にハイタッチしながら走り、
最後のゴールテープを切る瞬間は本当に最高の気分。
この高揚感はとても文章では伝え切れません。
頑張ってよかった!!

今、レースから数日経っておりますが、
いまだ残る筋肉痛や膝、腰の痛みが、いかに大変なレースだったかを
物語っています。
体調管理も含めた事前の準備は本当に大変だったし、
トレーニング時間を確保するため色々なものを犠牲にしました。
「ロングは体に悪いので、もうこれっきりにしよう」
「ベストを尽くしたしもう十分に満足した」とは思うのですが、、、

日が経つにつれ、レースの事を思い出すたびに
満足感に反省と欲張りな気持ちが割り込んできて、
「ああすれば良かった」「そこを改善できれば」「もっと速くなれるかも」
とか思ってしまうもう一人の自分もいます。
さらに数日経つと「来年はさらに記録更新だ!」とか思ってしまうかもしれません。
こうして皆ロングのレースにはまっていくのでしょうね。。。

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