株式会社バリュー・エージェント代表のブログです。

1+1を2以上にする

iPadを使っている人を見かけることが多くなりました。
目の前で楽しそうに使っている人を見ると、たまにうらやましく思います。

デザインのみならず機能性にも非常に優れたiPadですが、中身は決して最先端の部品ばかりではないといいます。価格を抑えるために、汎用的なパーツを多く採用しているようです。それでも、画期的な商品として一ジャンルを築いてしまいましたよね。中のパーツ一つ一つは普通の技術であっても、組み合わせ方によって、いくらでも差別化が図れるという事だろうと思います。

似たような事は保険とコンサルについても当てはまるように思います。一つ一つを見てみれば、同業者ならだれでも知っている知識や持っているスキル、ごくありふれたサービスでも、同時に、或いは組み合わせて提供できれば、付加価値の高いサービスにかわると言う事です。

例えば運送会社のドライバー向け安全運転教育や事故防止に向けたコンサルティングはどこの保険会社、代理店でもやっています。しかしながら保険会社ができるのは、個々の運転者に対する技術や意識の向上策が中心で、組織論やマネジメント論にまで踏み込んだ原因究明や改善提案はできません。

組織論やマネジメント論にまで踏み込むなら、それは経営コンサルタントの領域になると思われますが、経営コンサルタントは逆に、保険の知識が必要な総合的なロスコントロールメニューまでは作成できません。

上記の両方に精通した人間なら、様々な角度からのアプローチが可能になり、社内の活性化と共に効果的なロスコントロールメニューや保険プログラムの構築が提案できます。これなら他の保険代理店に対しても経営コンサルタントに対しても充分差別化が図れます。

こうした事例は他にもあると思われます。自身の強みを今一度分析してみた方が良さそうです。思わぬ「お宝」として、過去の経験、知識が掘り起こせれば、同業者にはできないサービスメニューが思いつくかもしれません。。

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2 Comments

kenちゃん

実にすばらしい視点でコメントしていますね。研修生時代に実習を通じて多面的なビジネス思考を身につけてほしいものです。プラス思考の貴君に最適な実習先を用意できたことが、うれしいですね。以前のブログ、1+1=2以上のコメントも最高でした。

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valueman

暖かいコメント有難うございます。色々お世話になりました。今後も研鑽を積んで、1社でも多くの企業の役に立てるように頑張ります。

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