12月に入り、新たに3人のメンバーが、当社グループに加わりました。
1月には更に4人加わることとなります。
新たなメンバーが加わる一方で、去っていくメンバーもいます。
今月は3人が去る事になりました。
退職理由は様々ですし、それ程深くも聞いていませんが、主としては、当社の理念に沿
った行動が取れず、あるいは、会社の成長に合わせて自分を成長させられずと言った
ことで、居心地の悪さを感じて辞めていくという事じゃないかなと思っています。
5年前にバリュー・エージェントを立ち上げて保険事業をスタートした際は、
辞める社員が1人も出ない会社にしたいと思ったものでした。
互いに切磋琢磨しつつも、尊重し合い、幸せと喜びを分かち合って
会社を大きくしていくこと、不平不満が出れば、とことん話し合って
解決し、皆で頑張る事が重要だと考えていました。
ところが、最近では当社の理念に会わない人、また、会社の成長スピードに
ついていけない人を無理に引き止めるのはむしろ酷だと思うようになりました。
誰にでも自分が生きたい様に生きる権利があり、会社の都合で自分に合わない生き方を
強いる事は、かえって社員を不幸にすると思うのです。
会社が環境変化に耐え、持続的な成長を続けていこうとすれば、時代の変化に合わせ
た商品・サービスを開発し提供しつづける事が重要で、提供する側の組織・体制も常に
最適な状態を目指して変革させていく必要があります。
おのずと中にいる社員も柔軟な発想で役割の変革を受け入れ、チャレンジ精神を発揮し
て、いち早く環境に適応させると共に、常に水準以上の成果を挙げ続ける事を求められ
ます。そういう不断の努力を通じて会社は成長していくのだと思います。
新たなメンバーが加わることで、新陳代謝が促され、変革に対する活性が増すという
効果はあります。ただし、それで古参の社員が窮屈に感じ、居場所がなくなるような気持ち
になって別の道を模索するようになってしまうのだとしたら大変寂しいことです。
古参の社員ほどチャレンジ精神に満ち溢れ、新たに加入してくるメンバーよりもフレッシュで
斬新な発想を持ち、会社をぐいぐい引っ張っていく。
そんな会社でありたいと思っています。
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