株式会社バリュー・エージェント代表のブログです。

【フラット35S】金利優遇継続

私の自宅の向かいに現在建築中の家があります。
昨年秋から取りかかっており、本来は3月か4月には完成する予定だったようですが、震災の影響で資材が入手困難となったようで、骨組みを組んだ状態でしばらく中断していました。
6月に入ってからようやく資材が届いたのか、急ピッチで作業が進み、先週ようやく防護ネットも取れて、おしゃれな外観がわかるようになりました。あと1週間程度で完成して引き渡しになるようです。住人は比較的若いご夫婦ですが、ようやく念願のマイホームが完成し、喜びもひとしおでしょう。

ところで、本日の日経新聞の朝刊に、「フラット35Sの金利優遇措置の継続を国交省が検討中」との記事が掲載されました。
フラット35Sについては、2010年1月より、従来の0.3%から1.0%の金利引き下げへと優遇幅が拡大されましたが、元々の予定では、優遇されるのは2011年12月末申込分までとされていました。ところが、当初の予想以上に利用者が多く、予算枠にほぼ到達しそうである事、復興財源の手当を優先させる事などを理由に、今夏の間に打ち切りになるという噂が流れておりました。
本日の記事では、新たに1,000億円程度の予算を組み、更に1年間優遇措置を延長するとの事です。ただし、優遇幅は縮小され、かつ融資比率も建築/購入金額の70〜80%程度が限度となる様です。

住宅の着工件数は、震災の影響もあってか低水準にとどまっており、5月は過去3番目の少なさであった様です。我々の住宅ローンの営業現場でも、私の自宅前の住宅同様に、建築資材が品薄であるために着工が遅れているという話がよく聞かれます。

新設住宅の建築は、家具や家電をはじめ、生活に関わる様々な消費に繋がり、景気の高揚に役立ちます。だからこそ景気動向に関する先行指標としても利用されているのです。銀行界からは「フラット35は民業圧迫だ」という声が上がっている様ですが、それならば、もっと金利が安く、かつリスクフリーで利用しやすい全期間固定型の商品ラインアップを銀行としても増やすべきです。

安定収入があれば誰でも借りられ、期間を通じて金利は不変、しかも優良住宅の供給にも寄与するフラット35は、今後も多くの方々に利用して欲しい制度です。更に金利優遇付きのフラット35Sは更に利用しやすく、ローン商品としてはベストじゃないでしょうか。政府には1年間といわず、この制度を永く下支えして欲しいと思います。

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