VALUEMAN'S Blog我が社では年に２回、全ての保険募集人を対象にコンプライアンス研修を実施することにしています。
前回は６月に実施しましたが、今日は半年ぶりに２回目の研修をおこないました。
万一、募集人の不注意等で不祥事が発生し金融庁への届け出が必要な事態に至った場合、
保険会社からペナルティーとして手数料の引下げや、営業停止、果ては代理店解約といった
厳しい処分が下される事があります。
仮にペナルティー自体は軽く済んだとしても、保険会社から認定されたランクや、
経営品質上の格付け、さらに表彰制度の対象からはしばらく外されてしまうので、
対外的にも信用を失う上、それらの認定等が代理店手数料計算上の加算要素に
なっている保険会社では大幅な手数料率ダウンに繋がります。
我々にとっての売上は言うまでもなく保険会社から受け取る手数料収入ですが、
お世辞にも利益率が高いビジネスではありませんので、手数料率の大幅ダウンは
すぐに経営危機に直結します。
保険会社から高い手数料率を獲得するには、ある程度の規模拡大は必須ですが、
その為に募集人が増えることで、管理の目が隅々まで届きにくくなり、
コンプライアンスリスクは増大するというジレンマがあります。
代理店の経営もけっこう神経を遣います。
先日中央自動車道の笹子トンネルで崩落事故が起きましたが、
我々もモラルの崩落によるコンプラ事故だけは起こさないようにしなければなりません。
お客様にも迷惑を掛けますし、多くの仲間を路頭に迷わせかねませんので。
日常業務において、ボルトが緩まないよう気を引き締めて仕事をしていきたいと思います。
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