中小企業大学校への入講が決定し、12月からの留守に備えて色々と業務の引継ぎを行っています。一部のお客様や保険会社の方から「壮行会をしましょうか?」などとありがたいお誘いも頂いたりして、何となく保険会社の社員時代に転勤を控えてあわただしく引き継ぎ作業を行っていた頃を思い出しました。
保険会社に在職していたときは、3~4年おきに転勤がありました。
私も東京、福島、名古屋と幾度か転勤を経験しています。その都度引越しをしなければならず大変でしたが、色々な場所に住めると言うことに加えて、職場も仕事内容も、更に人間関係や職場内での評価など、全てが一旦リセットされ、また新たな気持ちでリスタートできると言う点はメリットだと感じていました。
転勤の度に、任せられる顧客の大きさ、求められる業務の質がステップアップして、「今度の仕事、ポジションは自分に務まるだろうか」と何度不安に思ったか知れませんが、
それでも否応なしに新たな環境に放り込まれ、無我夢中でやっていれば何とかなるものだと体験できたこと、どんなに優れた前任者の仕事を継いだとしても、残された仕事をそのまま引継ぎメモに従って踏襲するだけでは、たいていうまく行かず、それよりは流れを一旦断ち切る事になろうとも、自分の目で見、感じた通りにアレンジして、オリジナルなやり方を模索した方が結果的にはうまく行くことなどを学べたことも収穫だったように思います。
当社を立ち上げて丸5年経ちましたが、環境の変化に順応し、かつ自分らしいやり方を常に模索し、工夫しながら新たな境地を作っていく訓練を積んでいた事は、とても役に立っていると感じます。
お陰さまでこれまでの5年は比較的順調に来れたと思っておりますが、サラリーマン時代に置き換えてみれば、そろそろ転勤していてもおかしくない年数が経っております。
しばらく休職して勉学に励むのを機に、また新たな気持ちで新たな分野に取り組んでみたいと思います。
また5年後に振り返ったときに、今度はどんな景色が見られるか。。。楽しみです。
コメントを残す