株式会社バリュー・エージェント代表のブログです。

2023経営合宿

5月22日、23日と2日間かけて熱海にて経営合宿を行いました。
6/1の経営方針発表会を控えて、経営企画スタッフ中心に作り上げた新中期計画の骨子を経営幹部社員にしっかり腹落ちさせること、 さらにコミュニケーションを深めて、幹部陣が一枚岩となって腹蔵なく何でも言い合える間柄になることを目的として、 熱海のホテルにて2日間缶詰となり実施したものです。

熱海のホテルテラスにて

学生時代はずっとバスケットボールをやっていたので、春休みと夏休みには必ず「合宿」がありました。春休みは新チーム結成直後のチーム固めと基礎体力づくり、夏休みは秋以降の大会に向けた新戦術の浸透といったことが目的だったと思いますが、当時合宿は1軍メンバーだけで行われていたので、主要大会でベンチ入りするには、まずこの合宿に「呼ばれ」、さらに、そこでパフォーマンスを監督に最大限アピールし、ライバルを蹴落として自分が「認められる」ということが必要でした。

4年生の最後の夏合宿は、最上級生として並々ならぬ意気込みで臨んだものの、その直前に教育実習やら就活やらで忙しく、 コンディション不十分な状態で参加した結果、途中で肉離れを起こし涙の「強制帰宅」となり 、「最後の大会で必ずベンチ入りする」という私の目標もそこで潰えたのですが、 あれから数十年経った今でも「合宿」と聞くと、果たして最後まで怪我せずボロ出さず乗り切れるだろうかという、胃がキュンと締め付けられるような独特の緊張感と、絶対に選ばれてやるというギラギラ感が混ざった青春の思い出が思い起こされます。

社会人になって、かつ仕事に関する合宿を行うのは今回が初めてでした。
感想としては、電話だったり、来客だったりで会議が中断されることがない環境で、 一つ一つの事柄について深掘り議論できたことは良かったですし、また夜の飲み会でも普段話せないこともじっくりと話せたり、 実施してよかったと思いました。

ただ、若干人によって合宿に臨む姿勢や準備の状況にやや差が見られ、会議での発言者も偏りがあったことも否めません。 もう少し、あの学生時代のバスケの合宿のようなと緊張感・ギラギラ感があっても良いのかなと思いました。

当社の取締役及び執行役員の任期は今年から1年間となりましたので、毎年毎年しっかりとしたパフォーマンスを残さないと、私も含めて翌年クビになることがあり得ます。感覚的にはレギュラー定着を目指すアスリートと大きく変わらないはずです。

今年は「組閣」つまり幹部社員の任命を先に行い、その後に合宿をやりましたが、来年は逆に先に、幹部候補の人も含めてそこそこ大勢で合宿を行ない、そこでの各々の発言であったり、考えてきた戦略、会社への提言等のパフォーマンスによって、参加者の中からその年のボードメンバーを選ぶという流れにしようかなと考えています。 もともと能力・実績がある人が、さらに緊張感・ギラギラ感を全面的に出したら、さらに良い組織になれるような気がしております。

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