中小企業大学校②

中小企業大学校の書類審査も通ったので、あとは面接のみとなりました。
入学者数に対して、面接を受ける人数はそれ程多くないようなので、入学できる確率は割と高そうです。まだ決まった訳じゃありませんが、合否が分かってからでは時間が足りないので、そろそろ長期休職する前提で業務の棚卸しと引継ぎ作業に入らなければなりません。

このブログを読んでくれた人からは「また大それた事を考えましたね。そんなに長期に仕事休んで大丈夫なんでしょうか？」などと言われます。
割と軽い気持ちで学校へ行く道を選択してしまいましたが、改めて現状を見るとあまり大丈夫とは言い切れません。ですが、実はそれが非常に問題だと思っています。

最近読んだ本に、「仕事の成果＝プライオリティ×意欲×能力」だと書いてありました。
いくら意欲と能力はあってもプライオリティ（優先順位付け）が下手くそであれば、成果には結びつかず、結果「残念な人」になってしまうとありました。
読んで「ああ、私の事だな」と思いました。
これまでは社員数も少なかったですし、やっている業務の幅も狭かったので、プライオリティ云々あまり意識しなくても、その分長時間作業する事で大体のことはやり切れていましたが、今年になって人が増えたり、拠点が増えたりしたこともあり、物理的に量をこなせない状態が続くようになりました。作業に終われるようになると、もともと賢くはない頭が更に使えなくなります。重要な局面で判断に迷って対応が遅れる場面が増えてきました。たかだかこの程度の売上規模、社員数の会社の経営でこの程度のパフォーマンスしか発揮できないようでは、当社も先が見えてしまいます。
今一度、戦略・戦術とは何か、課題と解決策は？プライオリティをどうつけるか。。企業経営の基本からきちんと学んで、頭の中を棚卸ししたいと思っています。